油断してると騙される!求人サイトに潜む詐欺求人票の見分け方と対策!

辞める為の準備

転職活動をしていると、魅力的な求人票がたくさん目に入ります。しかし、その中には詐欺目的の求人票も紛れ込んでいることがあります。今回は、詐欺求人票の見分け方と対策についてご紹介します。特に転職活動中の方や初めて転職する方は、ぜひ参考にしてください。

のび太
のび太

え?求人サイトに載ってれば信用できる求人なんじゃないの?

コジコジ
コジコジ

それがそうでもない場合があるから、説明するね

詐欺求人票の目的と実害

1. 個人情報収集

  • 目的: 応募者の個人情報を収集し、他の詐欺行為やマーケティング活動に利用する。
  • 実害: 身元情報や連絡先が悪用され、スパムメールや電話勧誘が増える、または成りすましに利用される。

2. 金銭詐取

  • 目的: 面接や採用にかこつけて手数料や研修費用、制服代などを請求し、不正に金銭を得る。
  • 実害: 実際の採用や仕事が存在せず、お金だけを取られる。

3. マルチ商法やネットワークビジネスの勧誘

  • 目的: 正規の雇用のように見せかけて、実際にはマルチ商法やネットワークビジネスの勧誘を行う。
  • 実害: 求職者が本来希望していた職とは違う商法に巻き込まれ、金銭的損失や時間の浪費が発生する。

4. 労働力の不正利用

  • 目的: 短期間のプロジェクトや業務を無料または低賃金で行わせるために、正規採用のように見せかける。
  • 実害: 正当な報酬が支払われない、または短期で解雇される。

5. データ入力や口コミ書き込み

  • 目的: 応募者に対してデータ入力やレビュー、口コミを書かせ、その対価を支払わない、または低賃金で搾取する。
  • 実害: 労働力を搾取され、適正な報酬が得られない。

ターゲットになりやすい人の特徴

  1. 転職活動中の求職者:
    • 急いでいる人: 早急に仕事を見つける必要がある人は、冷静な判断ができずに詐欺に引っかかりやすい。
    • 初めての転職者: 転職活動に不慣れな人は、求人詐欺の兆候を見逃しやすい。
  2. 若年層:
    • 新卒者や若手: 職務経験が少ないため、求人情報の真偽を見抜く力が不足している。
    • インターネットリテラシーが低い人: SNSやメールのやり取りに慣れていない場合、詐欺の手口に騙されやすい。
  3. 経済的に困窮している人:
    • 失業中の人: 経済的なプレッシャーから、即座に収入を得られる求人に飛びつきやすい。
    • 借金を抱えている人: 金銭的な余裕がないため、過剰に良い条件の求人に対して警戒心が薄くなる。
  4. 高齢者:
    • インターネットの利用に不慣れ: ネットでの情報収集やリスク判断が難しい。
    • 社会経験豊富だが詐欺の新手口に疎い: 昔の常識で判断してしまい、最新の詐欺手口に対応できない。

被害に遭いやすい人の特徴

  1. 情報収集を怠る人:
    • 企業の調査をしない: 企業の評判や口コミを確認せず、応募してしまう。
    • 求人内容をよく読まない: 条件が良すぎる求人に飛びつき、詳細を確認しない。
  2. 判断力が低下している人:
    • 疲れている: 転職活動に疲れて、冷静な判断ができなくなっている。
    • 精神的に追い詰められている: ストレスや不安から、怪しい点を見逃してしまう。
  3. 警戒心が薄い人:
    • 人を疑わない: 相手を信じやすく、詐欺の可能性を考えない。
    • 楽観的: 物事を楽観的に捉え、リスクを軽視する。

詐欺求人の実例

  1. 架空の仕事で個人情報を収集
    • 実例: 架空の会社が高給の仕事を装って求人を出し、応募者から詳細な個人情報(住所、電話番号、銀行口座など)を収集。
    • 被害: 個人情報を悪用され、フィッシング詐欺やクレジットカード詐欺の被害に遭う。
  2. 面接手数料詐欺
    • 実例: 面接に招かれた求職者に「面接手数料」として数千円から数万円を要求する企業。
    • 被害: 手数料を支払ったが、その後連絡が途絶える。
  3. 研修費用詐欺
    • 実例: 採用通知後、「入社前研修費用」として高額な費用を請求する企業。
    • 被害: 研修費用を支払ったが、実際の仕事は存在せず、返金もされない。
  4. マルチ商法の勧誘
    • 実例: 一般的な仕事の求人に見せかけて応募者を呼び込み、面接の場でマルチ商法やネットワークビジネスの勧誘を行う。
    • 被害: 高額な入会金や商品購入を強制される。
  5. 不正な労働力の搾取
    • 実例: 短期プロジェクトの仕事を提供する企業が、契約終了後に報酬を支払わない。
    • 被害: 無報酬で労働させられる。
  6. 偽の事業拡大計画
    • 実例: 事業拡大のため大量採用を謳い、多くの求職者を集めるが、実際には求人が存在しない。
    • 被害: 面接や書類準備にかかる費用と時間を無駄にする。
  7. 詐欺的なデータ入力業務
    • 実例: 自宅でできる高報酬のデータ入力の仕事を装って求人を出し、最初に「教材費」や「登録料」を請求する。
    • 被害: 材料費や登録料を支払ったが、仕事は提供されない。
  8. 高額な広告費用請求
    • 実例: 求人を装って広告代理店に応募させ、広告掲載費用や運営費用を高額で請求する。
    • 被害: 高額な費用を支払った後、実際には広告効果がなく、返金もされない。
  9. 偽の国際企業
    • 実例: 海外に本社を持つと称する企業が、日本での拠点開設を装って求人を出し、入社前に「ビザ手数料」や「渡航費」を請求。
    • 被害: 高額な手数料を支払ったが、企業も仕事も実在しない。
  10. SNSマーケティングの詐欺
    • 実例: SNSを利用したマーケティングの仕事を装い、最初に「初期登録費用」や「研修費用」を請求する。
    • 被害: 費用を支払った後、具体的な業務が提供されず、連絡も取れなくなる。

詐欺求人票の見分け方

  1. 企業情報の確認:
    • 公式サイト: 企業の公式サイトを確認し、求人情報が一致しているか確認する。
    • 口コミ・評判: インターネットで企業の口コミや評判を検索し、悪い噂や不審な点がないか確認する。
    • 所在地と連絡先: 企業の所在地や連絡先が実在するか、Googleマップで確認する。
  2. 求人内容の精査:
    • 詳細な仕事内容: 曖昧な仕事内容や過剰に高い給与を提示する求人は要注意。
    • 手数料や費用の請求: 面接手数料や入社前の費用を要求する求人は警戒すべき。
  3. 連絡方法:
    • 公式のメールアドレス: 公式の企業ドメインのメールアドレスを使用しているか確認する。
    • 転職サイト外の連絡: 転職サイト外のLINEや個人メールアドレスでの連絡を要求する場合は疑ってかかる。
  4. 面接場所と方法:
    • 不審な面接場所: カフェや公共の場所での面接を指定される場合は注意。
    • オンライン面接: オンライン面接の場合、正式なビデオ会議ツール(Zoom、Teamsなど)を使用しているか確認する。

引っかからないための方法

  1. 個人情報の取り扱い:
    • 慎重に提供: 不必要に個人情報(住所や銀行口座など)を提供しない。
    • SNS情報の管理: 自分のSNS情報を見直し、不必要な情報が公開されていないか確認する。
  2. 疑問点の確認:
    • 質問する: 不審な点や疑問点があれば、遠慮なく質問し、納得するまで確認する。
    • 公式ルートで確認: 転職サイトを通じて連絡を取るようにし、公式の連絡ルートを使用する。
  3. 第三者に相談:
    • 専門家に相談: 不審な求人に対しては、転職エージェントや専門家に相談する。
    • 家族や友人に相談: 信頼できる家族や友人に相談し、意見を聞く。
  4. 公式ルートの利用:
    • 転職サイトを通じて連絡: 公式の連絡手段を使い、不審な連絡には返信しない。
    • 面接場所の確認: 面接場所が企業のオフィスか確認し、怪しい場所での面接には応じない。

詐欺求人票に引っかからないためには、冷静な判断と情報収集が重要です。不審な点を見逃さず、慎重に転職活動を進めてください。

まとめ

転職活動は新しいキャリアを切り開くための大切なステップです。しかし、その過程で詐欺求人に引っかかるリスクも存在します。今回ご紹介した詐欺求人票の目的、実害、具体例、見分け方、そして引っかからないための方法をしっかりと頭に入れて、安心して転職活動を進めてください。冷静な判断と適切な情報収集を行うことで、詐欺求人を避け、理想の仕事にたどり着くことができるでしょう。成功を祈っています!

のび太
のび太

今ちょうど応募してる会社から面接の連絡来たんだけど、LINEで返信して欲しいって言われてるんだよね…

コジコジ
コジコジ

それは怪しいね、念の為掲載元の求人サイトに連絡して確認した方が良さそうだね

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